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ファウンテンズ修道院|リーズからの行き方・料金・見どころ【世界遺産】

10月3日
読了時間: 6分

イギリス・ノースヨークシャーにある世界遺産「ファウンテンズ修道院(Fountains Abbey)」は、壮大な修道院跡とStudley Royal Water Garden、鹿公園などが一体となった広大な歴史景観です。


リーズ中心部から車なら約1時間。私たちもリーズから日帰りで訪れ、午前11時ごろに到着して約5時間滞在しました。修道院だけを見て帰るのではなく、庭園や公園まで歩くことで、この場所が世界遺産に選ばれた理由がより分かります。


この記事では、実際に訪れた体験をもとに、リーズからの行き方・入場料・営業時間・駐車場・見どころ・所要時間までまとめます。初めてFountains Abbeyへ行く方が、訪問前に知りたい情報を一通り確認できる内容です。





ファウンテンズ修道院(Fountains Abbey)とは

Fountains Abbeyは、1132年にヨークのSt Mary’s Abbeyを離れ、より厳格で質素な修道生活を求めた13人の修道士によって始まったシトー会修道院です。


その後、羊毛生産や土地経営などを通じて発展し、中世イングランドでも特に豊かで影響力のある修道院の一つへ成長しました。現在の遺跡を歩いてみると、単なる小さな宗教施設ではなく、ひとつの大きな共同体だったことが実感できます。


1539年、ヘンリー8世による修道院解散の中でFountains Abbeyも閉鎖されました。その後、土地は複数の所有者を経て、18世紀には隣接するStudley Royalの景観と結び付いていきます。



現在はNational Trustが管理しており、修道院跡だけでなく、水の庭園や鹿公園などを含めて見学できます。




世界遺産の価値|Studley Royalと一体で見る

Fountains Abbeyを紹介するときに重要なのが、世界遺産は修道院の遺跡だけを指しているわけではないという点です。


UNESCOに登録されている正式名称は「Studley Royal Park including the Ruins of Fountains Abbey」。1986年に世界遺産へ登録され、評価基準は(i)と(iv)です。


12世紀の修道院遺跡、18世紀のStudley Royal Water Garden、Fountains Hall、St Mary’s Church、鹿公園などがひとつの景観として組み合わされていることに大きな価値があります。


実際に訪れてみても、巨大な修道院跡だけで十分迫力がありますが、そこから庭園へ歩いていくと景色の印象が大きく変わります。歴史的建造物と自然、人工的に設計された庭園が連続しているところが、この場所ならではの魅力です。





ファウンテンズ修道院の見どころ

修道院跡|まず圧倒されるスケール

最初の大きな見どころは、やはりFountains Abbeyの修道院跡です。外から眺めるだけでなく、建物の内部を歩くことができ、柱やアーチ、当時の生活空間の跡を間近で見ることができます。保存状態もよく、写真で見るより実際の大きさを体感した方が印象に残りました。


Studley Royal Water Garden|世界遺産のもう一つの主役

修道院から歩いていくと、湖や運河、彫像、建築物が配置されたStudley Royal Water Gardenへ続きます。ジョン・エイズラビーと息子ウィリアムによって形づくられた18世紀の庭園で、現在も当時の構成を色濃く残しています。


鹿公園・Fountains Hall・St Mary’s Church

敷地は非常に広く、鹿公園やFountains Hall、St Mary’s Churchなどもあります。時間に余裕があれば、修道院だけで終わらせず、世界遺産全体を散策するつもりで予定を組むのがおすすめです。





リーズからファウンテンズ修道院への行き方

車|リーズから約1時間

私たちはリーズから車で向かいました。交通状況にもよりますが、リーズ中心部からおよそ1時間で到着できるため、日帰り旅行として組みやすい距離です。車で向かう場合は、A1・A61方面からB6265へ進み、Fountains Abbeyの茶色い案内標識を目印にすると分かりやすいです。


カーナビでは、郵便番号だけでなく「Fountains Abbey」と施設名で検索する方が確実です。郵便番号だけを入力すると、敷地の違う側へ案内される場合があります。


バス|リーズからリポン(Ripon)経由

公共交通では、リーズからTransdevの36でハロゲイト(Harrogate)を経由してリポン(Ripon)へ向かい、RiponからFountains Abbey方面のバスへ乗り継ぐ方法があります。


2026年10月時点では、リポン(Ripon)〜Fountains Abbey間のDalesBus 139が月・木・土に通年運行。夏季の日曜日には820・822・825などの季節便も設定されています。運行日と本数が限られるため、車より事前確認が重要です。


バス利用の場合は、必ず訪問日の最新時刻表を確認してから出発してください。


Fountains Abbey & Studley Royal|地図






入場料・営業時間・駐車場

以下は2026年10月3日時点のNational Trust公式情報です。料金や営業時間は変更される可能性があるため、訪問直前にも公式サイトを確認してください。


入場料

通常料金(Gift Aidなし)は、大人(18歳以上)£21、子ども(5〜17歳)£10.50、5歳未満は無料です。Gift Aid込みでは大人£23.10、子ども£11.60です。


現在は事前予約不要で、そのまま訪問できます。National Trust、National Trust for Scotland、English Heritageの対象会員カードは入場・駐車に利用できます。


営業時間

2026年10月3日のAbbey and water garden admissionは09:30〜16:30です。ただし、営業時間は日付や施設によって異なります。レストラン、ショップ、駐車場もそれぞれ時間が異なるため、訪問日のOpening timesを確認するのが確実です。


駐車場

Visitor CentreとWest Gateの駐車場は無料です。Studley Royal car parkは有料で、2026年10月時点では4時間£7、1日£10です。





実際に訪れて分かった所要時間・服装・注意点

所要時間|半日は見ておきたい

私たちは11時ごろに到着し、約5時間滞在しました。修道院だけならもっと短時間でも見られますが、Studley Royal Water Gardenや周辺までゆっくり歩くなら、半日程度の時間を確保しておくと余裕があります。


歩きやすい靴がおすすめ

敷地は想像以上に広く、坂道や不整地もあります。Visitor Centreから修道院へ向かうルートには15〜20%の急勾配があるため、歩きやすく丈夫な靴がおすすめです。雨の後は芝生や地面が歩きにくくなることもあります。


ベビーカー・車椅子利用は入口にも注意

West Gateには修道院とWater Gardenへ段差の少ないルートでアクセスできる駐車場があります。一方、Visitor Centre側からは急な勾配があるため、車椅子やモビリティスクーターを利用する場合はWest Gateの案内を事前に確認した方が安心です。


街中の観光地とは違い、歴史的建造物を見ながら自然の中を長く歩けるのがFountains Abbeyの良さだと感じました。人混みの多い都市観光から少し離れたい日に選びやすい場所です。


ヨークシャーの自然を楽しむ日帰り先を探している方は、Malham Coveの記事もあわせてどうぞ。




まとめ|リーズから日帰りできるヨークシャーの世界遺産

Fountains Abbey & Studley Royalは、巨大な修道院遺跡だけでなく、18世紀のWater Garden、鹿公園、歴史的建築がひとつの景観として続いている世界遺産です。


リーズから車なら約1時間でアクセスでき、日帰りでも十分楽しめます。私たちは約5時間滞在しましたが、修道院から庭園まで歩いて回ることで、この場所の魅力をより深く感じられました。


初めて訪れる場合は、営業時間・バスの運行日・駐車場の場所を事前に確認し、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。ヨークシャーで歴史と自然の両方を楽しめる日帰りスポットを探している方は、候補に入れてみてください。


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