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イギリスでレンタカーを借りる方法|免許・IDP・料金・保険の注意点

10月2日
読了時間: 7分

更新日:10月3日

イギリスでは鉄道やバスでも多くの場所へ行けますが、Yorkshire DalesやLake Districtのような郊外・自然エリアでは、レンタカーがあると移動の自由度が大きく上がります。


一方、日本の免許を使う場合は「法律上運転できるか」と「レンタカー会社が貸し出してくれる条件」を分けて確認する必要があります。国際運転免許証(IDP)、Deposit、Excessなど、日本ではあまり意識しない項目もあります。


この記事では、私が実際にEnterprise Rent-A-Carを利用した体験をベースに、2026年10月時点のGOV.UK・レンタカー会社の情報を確認しながら、予約から返却までの流れを整理します。





イギリスでレンタカーを借りる前に確認すること

予約前に最低限確認しておきたいのは、運転資格・貸出条件・支払い方法・保険です。レンタカー会社や店舗、車種によって条件が変わるため、比較サイトだけでなく最終的な予約条件も確認してください。


  • 自分の運転免許でGreat Britainを運転できるか

  • レンタカー会社がIDPや翻訳を求めているか

  • 主運転者名義の支払いカードが使えるか

  • Depositはいくら必要か

  • Damage Waiver・Excess・追加補償の内容

  • 年齢・免許保有期間の条件




日本の免許・IDP|イギリスで運転できる?

外国の免許でGreat Britain(イングランド・スコットランド・ウェールズ)を運転できる条件は、居住状況や免許の発行国などで変わります。まずGOV.UKの公式チェックツールで自分の条件を確認するのが確実です。


▶︎居住者は12か月ルールに注意

Highway Codeでは、非EU系の外国免許を持ってGreat Britainの居住者になった人は、その外国免許で運転できる期間が原則として居住開始から最大12か月と案内されています。


日本はGB免許への交換対象国に含まれています。長期居住する場合は、12か月を過ぎる前に自分の免許条件と交換手続きを確認しておくと安心です。


▶︎日本の免許ではIDPを求める会社がある

法律上の運転資格とは別に、レンタカー会社には独自の貸出条件があります。Enterprise UKは、日本語など非ラテン文字で記載された免許についてInternational Driving Permit(IDP)を要求しています。Europcarも、日本語の免許では通常の免許に加えてIDPまたは指定された翻訳を求めています。


IDPだけでは運転免許証の代わりにはなりません。日本の運転免許証の原本と一緒に持参する前提で考えましょう。


▶︎公式確認先




必要書類|レンタカー会社で求められるもの

必要書類は会社ごとに異なりますが、EnterpriseやEuropcarの現在の案内を基にすると、次のものを用意しておくとスムーズです。


確認項目

ポイント

運転免許証

有効な原本を持参。レンタカー会社はデジタル版・コピーを認めない場合があります。

IDP

日本語など非ラテン文字の免許では、レンタカー会社から求められることがあります。

身分証

パスポートなどの写真付きID。

支払いカード

主運転者本人名義のクレジット/デビットカード。車種・店舗で条件が異なります。

年齢条件

会社・車種で異なります。Enterprise UKは現在25歳以上を基本条件として案内しています。


▶︎旅行者は追加書類を求められる場合も

Enterprise UKでは、英国への旅行者に対して帰国予定を確認できる書類や宿泊情報を求める場合があると案内しています。空港店舗などでは、デビットカード利用条件が通常店舗と異なる場合もあります。





Deposit・Excess・保険の違い

イギリスでレンタカーを借りるときに混同しやすいのがDepositとExcessです。


▶︎Deposit=一時的に確保される保証金

Depositは、レンタル期間中にカードから確保される保証金です。通常、車両を契約どおり返却すれば返金・解放されます。Enterprise UKの一般FAQでは、通常の車・バンは£200、Premium・4x4は£500と案内されています。


ただし、店舗・車種によって£1,000などより高いDepositが設定される場合もあります。予約時に表示される店舗固有の条件を優先してください。


▶︎Excess=事故・損傷時の自己負担額

Excessは、事故や損傷・盗難などが起きた場合に、契約上自分が負担する可能性のある金額です。Depositとは別物です。


Enterpriseでは基本料金にDamage Waiverが含まれていますがExcessは残り、追加のExcess Protectionなどで自己負担額を下げられる場合があります。補償の対象外条件もあるため、金額だけでなく契約内容まで確認してください。





【体験談】予約から返却までの流れ

私がEnterprise Rent-A-Carを利用したときの流れを、現在の注意点も加えて整理します。


▶︎1. オンラインで予約

利用日時、受取・返却店舗、車種、運転者情報を入力して予約します。料金だけでなく、走行距離制限、燃料ポリシー、Deposit、補償内容、キャンセル条件も確認します。


▶︎2. 店舗で書類確認・支払い

受取時に免許証、IDPなど必要書類、身分証、支払いカードを提示します。日本の免許を使う場合は、予約した店舗に必要書類を事前確認しておくと安心です。


▶︎3. 車体を確認して写真・動画を残す

出発前に、傷、ホイール、タイヤ、ガラス、燃料残量などをスタッフと確認します。既存の傷が契約書に記録されているか確認し、自分でも写真・動画を残しておくと返却時に確認しやすくなります。


イギリスで借りたレンタカーの運転席

▶︎4. 燃料条件を確認して返却

契約で指定された燃料条件に合わせて返却します。返却時も車体・燃料メーターの写真を残し、最終明細が届いたらDepositの扱いと追加料金がないか確認します。




イギリスの道路で注意したいこと

イギリスは日本と同じ左側通行なので、運転方向そのものは比較的なじみやすい一方、速度表示やラウンドアバウトなどは慣れが必要です。


▶︎速度はmph(マイル毎時)表示

道路標識やスピードメーターの基本表示はmphです。1 mileは約1.6kmなので、日本のkm/h感覚で数字だけを見ないよう注意してください。


▶︎ラウンドアバウトは右側からの交通を確認

Highway Codeでは、ラウンドアバウト進入時は標識・路面表示・信号で別の指示がない限り、右側から近づいてくる交通を優先します。進入前に早めに車線を選び、出口に応じて適切に合図します。



▶︎ウィンカー・ワイパーは車種で位置が異なる

英国仕様車でもメーカーによってレバー配置は異なります。出発前にウィンカー、ワイパー、ライト、ギア、パーキングブレーキなどの位置を確認してから走り出すと安心です。




費用|レンタカー料金は何で決まる?

イギリスのレンタカー料金は、同じ会社・同じ車種でも、利用日、受取店舗、予約時期、需要、保険の選び方などで大きく変わります。そのため、古い実例金額よりも「何が総額に含まれるか」を確認する方が実用的です。


▶︎基本料金だけで比較しない

予約画面で最初に表示される金額は、車両の基本レンタル料金が中心です。最終的な支払額は、追加ドライバー、チャイルドシート、若年ドライバー料金、空港店舗の追加料金、片道返却などによって増える場合があります。


▶︎Depositはレンタル料金とは別

Deposit(保証金)は、通常のレンタル料金そのものではありません。受取時にカード上で一時的に確保され、契約どおり返却すれば解放・返金されるのが一般的です。予約時には「支払額」と「一時的に必要なDeposit」を分けて確認しましょう。


▶︎保険・Excessで総額が変わる

基本料金にDamage Waiverなどが含まれていても、事故や損傷時の自己負担額(Excess)が残る場合があります。追加の補償を付けてExcessを下げると、その分レンタル料金は高くなります。


▶︎燃料代・返却条件も確認

燃料は契約時の条件に従って返却します。満タン返しの場合は返却前の給油代も旅行費用に含めて考えておく必要があります。燃料不足で返却すると、給油代に加えて手数料が発生する場合があります。


比較するときは、「基本料金+追加オプション+保険+燃料」を実際の旅行費用として見て、Depositは別枠で準備しておくと分かりやすいです。




まとめ|レンタカーでイギリスをもっと自由に

イギリスでレンタカーを借りる際は、料金だけでなく、免許・IDP・Deposit・Excessを事前に整理しておくと受取時のトラブルを減らせます。


  • 日本の免許:GOV.UKで自分の運転資格を確認する

  • IDP:日本語表記の免許ではレンタカー会社から求められる可能性が高い

  • DepositとExcess:別のものとして金額・条件を確認する

  • 受取時:車体の状態を写真・動画で記録する

  • 道路:mphとラウンドアバウトのルールを事前確認する

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