【イギリス】モバイル通信:主要キャリアの特徴と格安SIMの存在|日本との賢い併用ガイド
- nazufienterprise

- 5月2日
- 読了時間: 9分
更新日:6月2日
日本でも格安SIMが当たり前になりましたが、イギリスの通信事情は日本と少し異なります。本記事では、イギリスの主要3キャリア(BIG3)の比較と、私が渡英後に『解約しなきゃよかった!』と後悔して辿り着いた、日本の番号を賢く守るpovo活用術を実体験ベースでご紹介します。
これから渡英される方や、通信費を見直したい方の参考になれば幸いです。
イギリスの主要なモバイル通信会社
イギリスの通信市場は現在、大きな転換期を迎えています。かつては「BIG 4」と呼ばれていましたが、2025年にVodafoneとThreeが合併したことで、現在は実質的に3つの巨大グループが市場を牽引しています。
▶︎イギリスの3大ネットワーク特徴比較
キャリア | 特徴 | 通信速度・品質 |
圧倒的な通信速度と安定性を誇る国内最大手。 | 最速:ビデオ視聴やゲームも快適。 | |
旧VodafoneとThreeが合併。広大なエリアをカバー。 | 広範:2つのネットワークを自動切替で利用可能。 | |
接続エリアの広さに定評。Virgin Mediaとのセット割が強力。 | 広域:地方や建物内でも繋がりやすい。 |
EE(Everything Everywhere)は、2010年にOrange UKとT-Mobile UKが合併して設立された会社で、2016年にはイギリスの大手電気通信事業者であるBT Group(British Telecommunications)の傘下になっています。
親会社のBTは、日本でいうNTTのような存在。イギリス全土の光ファイバー網を支える巨大インフラ企業です。その強固な固定回線網をバックボーンに持っているからこそ、EEのモバイル通信は安定感があり、速度も速いのが特徴です。
実際、EEはイギリスでシェアNo.1を誇る通信会社で、私も渡英当初から利用していました😄🤙。
現在も自宅用のポケットWi-Fiとして活用しています。
Vodafone(ボーダフォン)は、イギリスに本社を置く電気通信会社ですが、世界中に展開してあることから非常にブランド力を持っている会社かと思います。
日本にも以前進出していましたので、名前は知っていると言う方も多いのではないでしょうか。
・O2
O2は主にイギリスとドイツでモバイル通信サービスを提供されていて、スペインの電気通信会社Telefónica(テレフォニカ)の子会社になります。
イギリスでも人気のある携帯電話会社の一つです。
なおスペインではMovistarと言うブランド名で展開されているようです。
▶︎通信速度について
PCやスマホを快適に使う上で、速度は最重要です。
いくらプランが安価でも通信速度が遅いと、読み込みに時間がかかり不快感を感じることでしょう。
上記3社の中で速度を重視するなら、 EE > Vodafone > O2 の順位が目安となります。
実際の通信速度は居住、利用場所によっても異なりますので事前に各社のウェブサイトで確認しておくことをお勧めします💡。
また、どの通信会社でも都市から離れて田舎や建物があまりないエリア、または、逆に駅周辺の建物に囲まれた場所にいくと、電波が届きにくなりますのでお出かけの際はご注意ください。
▶︎主な契約期間(Contract Types)
イギリスの携帯契約には、大きく分けて3つの期間設定があります。
種類 | 期間 | メリット | デメリット |
Long-term Contract | 12ヶ月 / 24ヶ月 | 月額料金が最も安く、最新端末を分割で購入できる。 | 途中で解約すると高額な違約金が発生する。 |
No Contract (Monthly) | 30日間(自動更新) | いつでも解約可能。プラン変更が柔軟。 | 2年契約に比べると月額が数ポンド高くなる場合がある。 |
Pay As You Go (PAYG) | なし(使い切り) | 審査不要で即利用可能。旅行者や超短期滞在に最適。 | データの単価が最も高く、トップアップ(チャージ)の手間がある。 |
イギリスの契約(SIM Only)には、主に「24ヶ月」「12ヶ月」「1ヶ月(縛りなし)」の3つの選択肢があります。
長期契約(12〜24ヶ月)を結ぶと、キャンペーンなどで月額料金が大幅に割引されるメリットがありますが、期間内に解約すると残りの月数を一括で支払うような「違約金」が発生するため注意が必要です。
そのため、駐在や留学で2年以上滞在することが確実な方は長期契約、帰国時期が未定の方や、まずはお試しで使ってみたい方は、いつでも解約できる30日間プラン(No Contract)を選ぶのが賢明です。
▶︎価格比較
続いて価格ですが、3社を比較すると以下のようになります。(2026年5月1日時点)
※データ無制限(Unlimited)/ SIM Only / 24ヶ月契約の場合の目安
上記価格は、主に24ヶ月契約で「SIM単体(SIM Only)」かつ「データ無制限(Unlimited Data)」のプランに基づいています。 (2026年5月1日時点)
価格面では O2 ≦ Vodafone < EE の順に高くなる傾向があります。
ただし、自宅のWi-Fi(固定回線)など他のサービスとセットで利用すると「セット割引」が適用され、この価格順が変わることも珍しくありません。また、時期によっては強力なキャンペーンでさらに安くなる場合もあります。
スマホ単体だけでなく、ネット環境をトータルで検討されている方は、ぜひセット料金を含めた全体のコストバランスを比較してみてください。
一方、データ無制限までは不要だなと感じる方は、3GBや8GBなどの契約にすると毎月のコストを安く抑えられます。ご自身の使い方に合うプランとそのオプションを持っている会社を選ぶといいでしょう💡。
注意⚠️イギリスでは、毎年4月にインフレ率(CPI)に合わせて基本料金が自動的に値上がりする契約が主流です。各社のウェブサイトに記載されていますが、契約時の価格がずっと続くわけではない点に注意が必要です。 |
短期滞在の方は月額プランやPAY AS YOU GOの選択も
上記では、一例として24ヶ月契約での比較ですが、2年契約は長すぎると感じる方や、24ヶ月以内に帰国される方にとってはマイナスになる恐れがあります。
そんな時は契約期間の縛りのないプリペイド型(PAY AS YOU GO)、もしくは最小限の月額プランにするのも一つの手段です。
支払い金額としては、プリペイド型は単価が高いため、24ヶ月契約と比較して大幅に安くなるとは限りませんが、契約期間に縛られない自由度の高い利用方法ではないでしょうか。
各社、細かく色々なプランや条件がありますので、ご自身の状況に合う利用方法を各社の公式サイトより模索してみてください。
格安SIMの存在、LEBARA紹介特典あり🎁
上記で挙げた主要モバイル企業の料金モデルの中にも、低価格プランが提供されているため、既に多くの選択肢がありますが、大手3社の回線を借りてサービスを提供する「giffgaff」や「Smarty」、「VOXI」といった格安ブランドも存在します。
これらは大手よりも格段に安く(月£10〜程度から)、かつ契約期間の縛りがないものが多いため、在住者の有力な選択肢となります。
その他のモバイル通信を比較したい方は、下記ウェブサイトから調べることができますので、ページ上で条件を選択の上、比較・検討されてみてください👇。
SIM比較ページ:Mobile SIM Only Plans by Choose Ltd |
なお、格安SIMのLEBARAをご検討される場合、下記記事内で紹介リンクをご案内しております。
特典として3ヶ月間50%オフが適用されます👇(2026年5月1日執筆時点)
【一時帰国・SMS認証に】海外在住者の強い味方!基本料0円の「povo」を推奨する理由、紹介特典あり🎁
最後に、日本からイギリスへ渡航される方にぜひおすすめしたいのが、KDDI(au)が提供する通信サービス「povo(ポヴォ)」です。
日本でも格安SIMが普及していますが、数年間海外に住む予定があるのなら、povoで契約を維持しておくのがお得で便利です。私が実際に1年間イギリスで生活して痛感した、「2つのおすすめ理由」をご紹介します。
▶︎お勧め理由その①:基本料金0円!必要な時だけ「トッピング」できる柔軟性
povoの最大の特徴は、基本料金がかからないことです。 通常、海外に住んでいる間の日本での通信契約は、一時休止するか、使わなくても月額料金を払い続ける必要があります。
しかしpovoなら、日本にいない間は料金をかけず、帰国した時だけ「3日間データ使い放題」などのオプション(トッピング)を購入してすぐに使い始めることができます。
空港に着いた瞬間から自分のスマホがそのまま使えるので、わざわざ割高なレンタルWi-Fiや短期SIMを探す手間もありません。
▶︎お勧め理由その②:海外でも「日本のSMS」が無料で受信できる!
これが海外生活において最も重要なポイントです。
近年、銀行アプリへのログインや各種ウェブサービスの登録には、SMSによる2段階認証が必須となるケースが激増しています。
実は私自身、渡英当初は日本の通信会社をすべて解約してしまっていました。そのため、日本のサービスで認証が必要になるたびに実家の電話番号を登録し、「今届いたコードを教えて!」とわざわざ家族に操作をお願いするという手間が発生していました。
povoなら海外にいてもSMSの受信は無料です。自分一人でいつでも認証ができるので、ストレスが一切なくなりました。
⚠️注意点:半年に一度の「トッピング」を忘れずに
基本料金は0円ですが、半年間(180日間)一度も有料トッピングの購入がないと、利用停止や契約解除になる可能性があります。 (2026年5月1日時点)
とはいえ、「更新料」だと思って数百円の最小トッピングを購入すれば、また半年間は基本料無料で維持できます。日本の大切な番号を数百円で守れると考えれば、これ以上ないコストパフォーマンスです。
▶︎povo紹介特典のご案内
これからpovoを契約される方は、以下の紹介コードを入力していただくと特典が受けられます。
ぜひ活用してお得に海外生活の準備を整えてください😊。
紹介コード:[LTBB0I00]
ご利用方法や詳しい内容については、以下のpovoウェブサイトからご確認ください。

まとめ|イギリスの通信環境と日本の番号維持の最適解
イギリスでの主要キャリア比較から、日本の電話番号を賢く守るpovoの活用術まで、私の実体験を交えてご紹介しました。
新生活をスタートさせる際、どうしても現地のセットアップにばかり目が行きがちですが、実は「日本の番号をどう残すか」は、現地のSIM選びと同じくらい、いえ、それ以上に重要だと痛感しています。
私自身、当初は「しばらく帰らないし」と安易に日本の番号を解約してしまいました。その結果、銀行のログインやアプリの認証などが必要になるたびに、日本の家族へ「今届いたコードを教えて!」と連絡する……という、非常に不便で非効率な思いをすることになりました(笑)。
しかし、「基本料0円のpovoで日本の番号を守り、現地の通信は高コスパなSIM(Lebaraなど)を活用する」という二段構えにしてからは、海外にいても自分一人ですべての手続きを完結できるようになり、精神的なストレスが一切なくなりました!
これから渡英される皆さんも、スマホ単体の安さだけでなく、固定回線とのセット割引やキャンペーン、そして「日本の番号維持」まで含めたトータルバランスで、自分にぴったりの通信環境を見つけてみてください。
慣れない土地での生活は戸惑うことも多いですが、通信の不安をゼロにして、皆さんのイギリス生活がより自由で素晴らしいものになることを心から応援しています!



コメント