2024年の振り返り🇬🇧
- nazufienterprise
- 2024年12月28日
- 読了時間: 11分
更新日:2 日前
今年も残りわずかとなりましたので、今回は私個人の出来事を振り返ってみたいと思います🗒️
日本ではお正月休みに入っている方も多いようですね。
交通機関の混雑に関するニュースを見ると、「あぁ、お正月だなぁ」と懐かしい気持ちになります……。
一方で、イギリスでは新年に特別な行事がないため、年末の雰囲気をあまり感じることがありません😅
さて、今年の主な出来事は以下のトピックを取り上げたいと思います。
・Visa(ビザ)の切替え
年明け早々にYMS Visa取得し、約半年後には、Spouse Visa へ切替えました。
Visaが取得できなかった場合、日本に戻るか、それとも、別の国に移住するかといった選択肢が頭をよぎりましたが、結果無事に取得できました。
添付の写真はVisa取得をお祝いしてくださった時に、手作りでケーキや私が好きなシナモンロールを作ってもらった時の写真です🥰🍰🇬🇧

Visa取得の一番のメリットは、勿論、公式に長期滞在ができるようになることです😁
Visaが無くてもイギリスの場合半年間の滞在が可能でしたが、Spouse Visaでは、2年半滞在できますし、現地で仕事やNHSのサービスを受けることもできます。
海外生活を始める方や、切替えされる方にとっては、今後の生活拠点や人生を左右する大事な手続きです。
しかし、ネットではそう簡単に進まない例や却下された投稿などもあり、移住を計画する方にとっては多少デリケートな事柄になっています。
▶︎なぜSpouse VisaでなくYMS Visaを取得したか。
最初にYMS Visa取得した理由については以下の2つです。Spouse Visa取得に比べると簡単に取れることが主な理由でした。
確実性が高い
2024年からYMS Visaの取得方法が従来の抽選形式から先着順に変更となり、かつ、募集人数が年間1,500名から6,000名に増えたことで、YMS Visaを取得できる確率が格段に高くなりました。
短期間で許可
YMS Visaの方が申請要件を満たしやすく、申請後短期間で許可されるという特徴もあります。
一方で、Spouse Visaは最長6ヶ月かかること、申請要件についても、パートナーとの関係性やそれを証明する複数の書類を集め、仕事、収入の要件なども満たす必要があり、色々と手間がかかります。
それらを鑑みた結果、先にYMS Visaを取得することにしました。
▶︎YMS →Spouse に半年で切替え
Spouse Visaの収入要件が高くなる計画がイギリス政府の方で示されており、YMS Visaの有効期限は2年間ですが、そこまで待ってしまうと、2年後にSpouse Visaへの切り替えが難しくなる可能性を考慮して早々に変更手続きをすることに決めました。
YMS Visa とSpouse Visaの差異
YMS Visaを取得できたのは良いですが、※有効期限は2年間で延長はできません。
そのため、滞在を延長したい場合には、Spouse Visaなど他のVisaへの切替えが必須です。
現地で仕事を探す場合、Spouse Visaの方が応募可能な求人が多い傾向があり、仕事探しや転職もしやすくなるため、メリットが多いと思います。
※下記の日経新聞のニュースでYMS Visaが再取得可能になるという報道がありました。
今後制度変更により、繰り返し使用できるようになる可能性がありますが詳しい要件は未定です。
(参照:日本経済新聞社)
申請時の収入要件が£18,600/年から£29,000/年に大幅に改正
YMS Visa は申請時の収入要件はないですが、Spouse Visaには収入要件が設定されています。
その額が今年、従来の£18,600/年から£29,000/年に大幅にアップしました💷💸😭
約£10,000も上がりましたが、現在の円相場でお伝えすると、3,720,000円から5,800,000円に、一気に2,000,000万円上がったことになります。(£1=200円)
夫婦二人の合計収入だとしても年間2,000,000円も上げるのは、なかなか厳しいものです。
そのため、特に若い世帯では申請出来ない人が増えてくるのだろうと思います。
政府はそこに狙いがあったのかもしれないですが、国民からは批判の声が上がりました。
でも、実は£29,000/年の要件は、当初の決定事項からは緩和された方なんです。
元々決定されていた要件はと言うと、£38,700です。
日本円にすると約7,740,000円です。
子どもがいる世帯では、さらに追加の収入要件が適用されます。
調べによると、イギリス人の平均年収の中央値は、£31,000〜£33,000なので、平均的な給与収入ではSpouse Visa の要件が満たせないことになってしまいます。
夫婦2人の合計であれば、要件を満たすことができるかもしれませんが、Visaがない状態で申し込む場合、および仕事を辞めて移住を計画する場合は、証明するのが困難になるはずです。
でも、上述したように、これらの急な大幅な変更には、イギリス中から批判の声が上がり、最終的に、2024年前半については£29,000/年の要件を満たせば良いことになりました。
ただし、緩和は一時的なもので2024年後半からは£34,500/年に上がり、2025年初頭には当初計画していた£38,700/年になるという予定でした。
我々も、収入要件が£29,000/年であればまだ良いですが、YMS Visaの有効期限が切れる2年後にSpouse Visaを申請する時は、£38,700/年の収入が必要になることを考えると、それを満たすのは厳しいかもしれないと考えました。
その後の決断で、すぐにSpouse VIsaへ切替えることにしました。
切替申請して約1ヶ月ぐらいで手続きが完了できたのは良かったです。
また、LeedsにVisaの手続きする場所があり、Londonに行ったり書類を郵送することなく完了できたのも良かったです。
残念なこととしては、YMS VisaとSpouse Visa の申請費用は去ることながら、NHSサーチャージもそれぞれ分支払いましたので、大きな出費になったことです。
なお、現時点では、Spouse Visaの収入要件に変更はなく£29,000/年のままになっています。
£29,000/年を満たせない場合は、預貯金との組み合わせで要件を満たせばOKになる方法などもありますので、詳しくは、GOV.UKから最新の情報をご確認ください。
正直、次回の更新時にはまた要件が変更されている可能性もあり、更新できるのか全く未定です。
今できる限りのことをやって、2年半後、日本に帰国する必要があれば、それはそれで良いですし、他の国へ行ける選択肢があれば、そこも検討したいです。
・旅行
今年は、妻の出産もあり海外へはあまり行けませんでしたが、その分国内旅行に何度か行くことができ、これまで知らなかったイギリスの文化や歴史について理解を深めることができました。
また、イギリスの自然の美しさも知ることができました。
□主な旅行先
3月:スペインのバルセロナ
4月:スコットランドのエディンバラ
5月:ウィットビー
12月:レイクディストリクト
上記は、特に思い出に残っている旅行先です。
スペインのサクラダファミリアは圧巻の存在感で、2日目に宿泊した滞在先のHotel Baguésはこれまでに宿泊したことがないブティックホテルでした。
よくあるチェーンホテルのような画一的なお部屋デザインではなく、個性的なデザインや独自性も持つ、雰囲気の良い素敵なホテルでした。
Hotel Baguésは、バルセロナの中心地にあるので利便性も抜群です。
良かったら訪れてみてください♩
国内旅行では、スコットランドのエディンバラをはじめ、初めて訪れた場所でしたのでどれも新鮮な気持ちで楽しむことができました😊
来年もまたたくさんの場所へ出かけてみたいと思います😀
Nazufiインスタグラムでは、旅先で撮った写真を投稿しています。
ぜひチェックしてみてください!☺️📷
・子供の誕生
9月には子供が産まれました。
妻は妊娠して約10ヶ月の間、苦しい思いを幾度もしながら、無事に健康な赤ちゃんを産んでくれました。
お陰様で赤ちゃんはすくすく成長中です🍼🙏
まだまだ夜泣きしたり、なかなか泣き止まない時もあり、その時は辛いですが奮闘中ですw
これから徐々に改善していくことを願っています👶
視力がだんだんとよくなってきたのか、人の認識や物を目で追いかけるようになりました。
表情やリアクションについても、活発になってきたので、日々変化を見るのが面白いです。
最近は、絵本を読み聞かせなども始めましたが、日本語の本も30冊近く購入してイギリスへ郵送してもらいました📕
イギリス国内では日本の本がなかなかに入手できず、航空便で郵送してもらい20,000円ぐらいかかりましたが、本に触れる環境は大事にしたいです。
オンラインでも国内で購入できる場所があれば良いなと思いますが、、。
読者の皆さんの中で、何かご存知でしたらご教示ください😸
英語は第一言語になるので、比較的スムーズに学習できると思いますが、日本語や日本の文化などを自然に理解するのは難しいと思うので、本を通して自然に学習を促せればと目論んでいます。
・夫婦の関係
子供が産まれてからは、母は子につきっきりで父もスキマ時間は子の世話に追われる、そんな毎日を送っています。
これまでの夫婦のみの時間から夫婦で子の世話をするパートナーとしての関係性も加わり、ときには、子育て論や誰がどの程度、いつするのかといった議論で意見が割れることもあります。

どの世帯でも同じだと思いますが、夫婦2人のだけの関係と子育て家庭の夫婦関係は、異なるということを痛感しています。
夫婦間でコミュニケーションが取れる時間も限られるので、相手への思いやりや感謝など、サポートし合う関係性をより一層、高めてく必要性を感じています。
家族の在り方・どう育てしていくかなどは家庭により千差万別だと思いますが、子育てに奮闘中の皆さん、共に頑張っていきましょう😸👶
相手と丁寧にコミュニケーションをとることで、お互いの考えが理解しやすくなりますし、その積み重ねで絆が深まっていくものだと思います。
常に正念場です。
ブログを書く時間があるのも、妻が赤ちゃんの世話をしているからできることです、感謝、感謝!
添付の写真は誕生日にレイクディストリクトに行った時の写真です。
・運動習慣
年間通しては、健康に過ごせた時間がほとんどですが、リモートワークにより長時間座りっぱなしの時間が増え、身体がこれまで以上に硬くなり、特定の場所が痛くなることがありました。
完全に運動不足になっているので、軽い筋トレやランニングを日々の日課にしています。
ストレッチなども取り入れ、身体のケアを大切にしたいです。

外でのランニングは良い気分転換になるので、何か始めたいなという方にはお勧めです🏃
軽いジョギング程度でも全然違うと思います☺️
土日は、妻の友人と共にバドミントンもしています🏸
バドミントンは足の筋肉をかなり使いますし、その他の部位も全体的に動かすので、単にランニングや筋トレのみよりも体をバランス良く使うので、より効果的な運動になります。
来年も継続していきたいです!
・食生活
イギリスでは色んな国の料理が食べられますが、最近は刺身や寿司を頻繁に食べています。
種類は限られますが、有難いことにマーケットで購入する魚は新鮮なものが多く、刺身として、寿司として食べることができるのでとても助かっています。
日本に住んでいた時と違い、「日々日本食が食べられること自体が生活の質にどれだけ貢献していることか」、、。
気づいたら週のほとんどは日本食を食べて生活しています🍱🤭
添付の写真はお寿司を作った時の写真です。
寿司も生まれて29年間一度も作ったことがありませんでしたが、イギリスに来て初めて作り、こんなに美味しく作れるものかと自画自賛しています。
中国・アジアン系のスーパーに行くと、日本の食材も取り揃えており、価格は日本の販売価格の2倍ぐらいしますが、美味しい日本食が食べられることを想うとつい買ってしまいますね。
オンラインでも日本の食材を提供する会社があり重宝しています。
ところで、イギリスの料理は不味いことで知られていますが、中東諸国の料理やイタリアンなどは美味しいお店も多く街中にいくつも存在しています。
日本では外国料理が食べられるお店はそう多くはないですが、そこは流石のイギリス。
移民が多い国ならではのメリットではないでしょうか。
イギリス料理を食べる機会はほぼありません🤭
・英語学習
9月からLeeds City College に通い始めました。
やはり、イギリスで生活するにはある程度の英語力は必要になります。
仕事で利用しない方でも、友人や知人などとコミュニケーションをとるのに、リスニングとスピーキング力は必要になります。
私は、GCSEという資格取得を目指してライティングとリーディングを中心に学習しています。
学習の進め方が日本のものとは異なり、完全に日本語がない環境での授業は難しくもありますが、身になっています。
授業は夕方から開始で2時間授業ですが、毎週楽しく授業を受けています。
様々な国から移住してきた方々が年齢問わずクラスにいて、とても面白みを感じます。
私のクラスではありませんが、カレッジに通う生徒の中には90歳の方もいるとのことです。
歳を重ねても、学習意欲を持ち続けたいものです。
以上、2024年を振り返り、特に思い出に残る出来事について書きました。
今年もNazufiブログをお読みいただき、本当にありがとうございました。
お陰様で2024年は、たくさんの学びと成長を得られた一年となりました。
2025年もイギリス生活の様子をお届けできるよう努めてまいります😁
来年もよろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください!
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