ファウンテンズ修道院(Fountains Abbey&Studley Royal)｜ユネスコ世界遺産

nazufienterprise
2月26日
読了時間: 4分

更新日：5月1日

ユネスコ世界遺産にも登録されているイギリスのファウンテンズ修道院（Fountains Abbey & Studley Royal）を訪れました。

以前から行ってみたいと思っていたのですが、とうとうその願いを叶えることができました😊

今回は、そのFountains Abbey & Studley Royalの感想について書きたいと思います。

Fountains Abbey(ファウンテンズ修道院)とは

Fountains Abbeyは、1132年にヨーク（York）にあるSt Mary’s Abbeyから、より素朴で質素な生活を求めてやってきた 13 名の修道士たちによって設立されました。しかし、信仰だけでは修道院コミュニティの維持が難しかったため、彼らは羊毛生産、鉛の採掘、牛の飼育、馬の繁殖などの仕事を始めました。その結果、1200 年代半ばごろまでには、国内で最も豊かで影響力のある修道院の一つへと成長し、繁栄しました。

主な収入源は、羊毛の製造と輸出だったようで、その様子を現地でも垣間見ることができます🐏

しかし、1539 年、ヘンリー 8 世による修道院解散命令により、修道士たちは追放され、建物も崩壊してしまいました。その後、修道院はさまざまな所有者の手に渡りましたが、1767 年に隣接するStudley Royalを所有していたウィリアム・エイズラビーが買い取り、現在の姿が完成しました。

現在は個人の所有物ではなく、ナショナル・トラスト という非営利団体が管理・運営しています。

Studley Royalの重要性

Fountains Abbeyを語るうえで欠かせないのが、世界遺産の重要な要素であるStudley Royalです。修道院を購入し、現在の姿に仕上げたのはウィリアム・エイズラビーという人物です。その父ジョン・エイズラビーによって庭園の計画が進められました。

ジョン・エイズラビーは政治家としても活躍していましたが、南海泡沫事件をきっかけにヨークシャーへ戻り、この庭園のデザインを作ったとされています。

The garden at Studley Royal is one of the best surviving examples of a Georgian water garden in England. The elegant ornamental lakes, canals, temples and cascades provide a succession of dramatic eye-catching vistas.

The water garden at Studley Royal is one of the few great 18th-century gardens to have survived well in its original form. It's the creation of John Aislabie and later his son, William. They both had astounding vision for how they wanted this garden to look, working with the landscape rather than changing it.

参照：Fountains Abbey and Studley Royal Water Garden