Light Night Leeds 2026|今年のBriggateは巨大な“絵本”になる
Leedsの秋を代表するイベントのひとつ、Light Night Leedsが2026年も開催されます。
今年の日程は10月28日(水)・29日(木)。18:00〜21:30に、Leeds City Centre各地が光のアートやプロジェクション、パフォーマンスで彩られます。
2026年は初めてAutumn Half Term期間中の開催。Leeds在住者はもちろん、秋のYorkshire観光で訪れる日本人にも参加しやすい日程です。
なかでも今年注目したいのがBriggate。British Libraryとの共同企画「Far, Far Away」によって、いつものショッピングストリートが巨大な“絵本”のような空間に変わります。
この記事では、開催日やエリア、今年の主な見どころ、Briggateの作品、初めて行く人向けの回り方、混雑・交通、子連れで行く際の注意点まで実用的にまとめます。
開催日・時間・開催エリア
Light Night Leeds 2026は、2026年10月28日(水)・29日(木)の18:00〜21:30に開催されます。基本的に無料で楽しめるイベントです。
作品はLeeds City Centreの一か所に集まるのではなく、Millennium Square、Briggate、SOYO、South Bank、Station、Wellington Place、University、Park and Rideの各Zoneに分かれて展示されます。
40点を超える作品が予定されているため、初めて行く場合は「全部を見る」よりも、事前に2〜4作品ほど見たいものを決めておく方が動きやすいです。

今年のテーマは「A City Speaks…」
2026年のテーマは「A City Speaks…」です。
2026年は、Leedsが最初のRoyal Charterを授与されてから400年となる「Leeds 400」の年でもあります。そのため今年は、街の歴史、人々の記憶、文化や物語を「Leedsという街自身が語る」ような作品が多いのが特徴です。
単に建物をライトアップするだけではなく、普段見慣れた場所に新しい物語や意味を重ねていく——そんな視点で歩くと、今年のLight Nightをより楽しめそうです。
Briggateが巨大な“絵本”になる「Far, Far Away」
2026年のLight Nightで、特に分かりやすく楽しめそうなのがBriggateの「Far, Far Away」です。
作品を手掛けるのはハンガリーのアート集団Lightspray Visual。Briggateを歩きながら、子どもたちが暗い森を抜け、さまざまな生き物や魔法と出会い、不思議な宮殿へたどり着く物語を追っていきます。
特徴的なのは、最新の大型LEDではなく、使われなくなったoverhead projector(OHP)を再利用したアナログ投影で制作されること。6つの場面をたどりながらBriggateを歩く作品で、ショッピングストリートそのものが巨大な絵本のページのようになります。
British Libraryとの共同企画とは
「Far, Far Away」は、Light Night Leeds、British Library、Lightspray Visualによる共同企画です。
British Libraryが所蔵するBrothers Grimm(グリム兄弟)やHans Christian Andersen(アンデルセン)などの古典的な童話から着想を得ながら、Leedsの子どもたちが考えたアイデアも作品に取り入れられています。
昔から残る物語と、今Leedsで暮らす子どもたちの想像力が一つの作品の中で出会うのが、この企画の面白いところです。「A City Speaks…」という今年のテーマにもよく合っています。
Light Night Leeds 2026の主な見どころ
40点以上ある作品をすべて紹介すると逆に選びにくくなるため、初めて参加する方なら、まず次の作品を候補にするとよさそうです。
Briggate|Far, Far Away:British Libraryの童話とLeedsの子どもたちの発想を組み合わせたアナログ投影。
Leeds Civic Hall|In Dual Light:数学の「duality(双対性)」をテーマにした大型プロジェクション。
Queens Hotel|Call My Name, Call Me Home:Leedsで暮らしてきた一人の人生と街の変化を描く作品。
Trinity Leeds|IOLA 2.0 and her Robots:光るロボット、ダンサー、ドラマーによる賑やかなパフォーマンス。
Aire Park|Aftereal:日本人アーティストYasuhiro Chidaによる、光と糸を使ったインスタレーション。
University of Leeds周辺|Komorebi:日本語の「木漏れ日」に着想を得た光と影の作品。
日本語の「Komorebi」をテーマにした作品や、日本人アーティストの作品が含まれているのも、日本から訪れる人には少し親しみを感じるポイントかもしれません。

初めて行く人向け|おすすめの回り方
初参加なら、40作品以上を制覇しようとするより、Leeds StationからBriggate、Millennium Squareまでの中心部に絞ると回りやすいです。
▶︎初めてなら「Station → Briggate → Millennium Square」
例えばLeeds Stationに着いたら、まずCity SquareのQueens Hotelで大型作品を見る。その後Briggateへ歩いて「Far, Far Away」を楽しみ、最後にMillennium Squareへ移動してCivic Hallを見る、という流れです。
主要スポットを徒歩でつなげられるため、Leedsに土地勘がない観光客にも比較的分かりやすいルートです。途中で寒くなったり疲れたりしたら、Trinity Leedsなど屋内スポットを組み合わせるのもよいでしょう。
位置関係は、Leeds Station → Queens Hotel(City Square)→ Briggate → Millennium Square / Leeds Civic Hallの順です。
Leeds Stationを出てCity Squareへ。Queens Hotelは駅前にあります。
Queens HotelからBriggateへ移動。徒歩で約5分が目安です。
Briggateで「Far, Far Away」を見た後、北西方向へMillennium Squareへ。徒歩で約10分が目安です。
Millennium SquareではLeeds Civic Hall周辺の作品を楽しめます。
地図で確認したい場合は、Google Mapsでおすすめ徒歩ルートを開くと位置関係を確認できます。Light Night当日は混雑で通常より時間がかかる場合があります。
子ども連れで行く場合の注意点
Light Night Leedsはfamily-friendlyなイベントで、公式FAQでは特別な記載がない限り、作品は子どもも楽しめるものとして案内されています。
Light Night Leedsは非常に人気が高く、Visit Leedsによると前年は2日間で20万人以上が訪れています。小さな子ども連れでは、人が集中する大型作品の周辺で特に迷子やベビーカーの移動に注意したいところです。
一方で、作品によっては「BUSY」「LOUD」などの表示があります。大きな音や人混みが苦手なお子さんの場合は、公式プログラムで作品ごとの表示を確認してから向かうのがおすすめです。
▶︎小さい子どもと行くなら「2〜3作品」で十分
小さな子どもと一緒なら、見たい作品を2〜3個程度に絞っておくと余裕があります。夜のイベントなので、気温が下がることも考えて防寒着を用意しておきましょう。
会場間の移動には無料のLight Night Riderも利用できます。ベビーカーや車椅子にも対応していますが、混雑時にはベビーカーを畳む必要がある場合があります。
混雑・交通・Park and Ride
Light Night当日はLeeds City Centreで道路規制やバスの迂回が発生するため、公式も公共交通機関の利用を推奨しています。
2026年の詳細なRoad Closure情報は10月19日以降に公開予定です。車で来る場合はElland RoadのPR1、StourtonのPR3 Park and Rideが利用できます。
Light Night向けのReturn Ticketは£3で、料金を支払う大人1人につき19歳未満の子ども3人まで無料です。市中心部からの最終便はElland Road行きが23:16、Stourton行きが23:36と案内されています。
▶︎帰りの交通を先に確認しておく
作品を見始める前に、帰りのバスや鉄道の時間を確認しておくと安心です。イベント終了間際は人が集中しやすいため、小さな子ども連れの場合は少し早めに切り上げる選択肢も持っておくと動きやすくなります。
Yorkshire観光で訪れるなら
Light Night Leedsは、Leeds在住者だけの地域イベントとして見るには少しもったいないイベントです。
Leeds StationからCity Square、Briggate、Millennium Squareまでは徒歩でつなげられるため、Yorkshireを鉄道で旅行している人でも参加しやすいのが特徴です。
10月28日または29日にLeedsへ来られるなら、昼間はLeeds観光、18時からLight Nightという一日の組み方もできます。Light NightはHalloweenシーズンとも重なるため、昼と夜で別のイベントを組み合わせるのも楽しみ方のひとつです。
まとめ|Leedsの街そのものが作品になる2日間
Light Night Leedsの面白さは、美術館の中に作品を見に行くのではなく、普段歩いているLeedsの街そのものが作品になるところです。
2026年はLeeds 400の年。「A City Speaks…」というテーマのもと、街の歴史や人々の記憶、子どもたちの想像力までが光の作品として表現されます。
なかでもBriggateの「Far, Far Away」は、British Libraryに残された昔の童話とLeedsの子どもたちの発想を、アナログのoverhead projectorで現在の街に映し出す作品です。
いつものBriggateを歩いているのに、その夜だけは巨大な絵本の中を歩いている。2026年のLight Night Leedsは、そんなLeedsらしい秋の2日間になりそうです。
天候や運営状況によって一部の作品・交通情報が変更される可能性があるため、当日は公式サイトや公式SNSで最新情報を確認してから向かってください。




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